ポタクのあれこれ。

僕の脳内の話。

2022-01-01から1年間の記事一覧

文学探索② 『老人と海』に見える二面性

さて、先ほどのブログでは日本の作品として『蟹工船』について書かせてもらいました。今回は少し趣向を変えて、海外の作品を見てみましょう。 今回取り上げるのは、ヘミングウェイが書いた名作中編小説、『老人と海』です。 この作品は1952年に出版されたも…

文学探索① 『蟹工船』に懸けられた命

お久しぶりです。初めての方は、はじめまして。 久しぶりにブログを更新しようにも、何を書こうかなぁと思い悩んでいたのですが、読んだ本の備忘録的なものが書けたら良いのではと思い立ち、こうしてキーボードをカタカタと打っている訳であります。 さて、…

旅立つ貴方に幸あれ。

遂に、渡邉理佐卒業コンサートが幕を閉じた。今日は朝からどこか落ち着かなかった。今日という日が来て欲しくなかったような気もするし、門出を祝いたい気持ちもあった。とにかく複雑な感情だった。 全ては姉が買ってきた1枚のCDから始まった。そこから「けや…

螺旋階段を降り切ったとき、彼女は。

ジレンマ・・・あることに対して2つの選択肢が存在し、どちらを選んでも不都合があり、態度を決めかねる状態。 久しぶりに曲の考察を書こうと思う。 今回は櫻坂46の「僕のジレンマ」を取り上げる。https://youtu.be/ZBk4V-uqcXs この曲には全員が参加してお…

緑と、懐かしの風景。時は巡り合わせを呼んで。

僕にとっては少し長めのゴールデンウィークだった。束の間の非日常を終えて、現実が押し寄せてくる。今は一人暮らしの家に向かう電車の中でこれを書いている。 コロナ禍は留まることを知らず、僕が通っている大学もオンライン授業が主になっている。それを逆…

日曜日と月曜日で反復横跳びしていた日々を。

僕は、日曜日が大好きで、日曜日が大嫌いだった。 子供の頃から一人遊びが得意だった(と言うより、それを苦にしていなかった)僕は、基本的に土日はずっと家にいた。 DSで遊んだり、テレビを観たり、本を読んだり、家族と一緒にお出かけをしたり… ありふれ…